tsukigata kabat museum

月形と言えば、刑務所があります。ここに樺戸監獄が置かれ、博物館になっています。玄関がすり減っているのが印象的で、歴史を感じます。

あまり知られていない北海道の開拓時代に関する博物館。囚人が明治時代にどのようなことを強制されていたのか、そしてそれが現在の北海道にどのような影響をあたえてきたのか、よくわかる。

明治14年に重罪人や政治犯・思想犯などの集治監（監獄）として建設され、現在は博物館として当時の建物の一部が残っています。ロシアからの侵略を防ぐため北海道を開拓すべしと明治政府が囚人たちを労働させ開拓を進めた歴史が詳しく展示・説明されています。　永倉新八、西郷従道などが開拓に関わった資料など興味深いものばかりです。　極寒と重労働に耐え、この北の地に道を作ってくれた先人たちをしみじみと想う時間でした。　感動と言う表現しか思い当たりません。